県立中央病院と青森市民病院を統合する新病院の検討見直しに向けた2回目の有識者会議が開かれ病床数は750床、開院時期は2030年の3月を目標とする案をまとめました。

きょう県庁で開かれた2回目の会議では有識者10人が統合新病院の病床数や開院時期などを議題に有識者会議としての意見をとりまとめました。
これまで800床から900床が望ましいとされてきた病床数は人口減少などにより開院時をピークに入院患者が減少することを考慮して750床が適正との意見がまとめられました。
また開院時期については他県の病院整備の事例や次期保健医療計画の終了時期を鑑みて2030年3月を目標に設定しました。

★統合新病院有識者会議　福田眞作 座長
「たとえば750床にしたら患者さんが困るとかですねそういった状況にはならないというのは自信をもってますのでご理解いただきたい　昨今のさまざまな社会情勢を鑑みますと（開院時期が）遅れる可能性は高いんですがそこをめざしてみなさんで議論を深めていく」

次回の有識者会議では地域の医療機関で医療機器の共同利用などを行う地域医療連携推進法人化について意見が交わされます。