終戦からきょうで79年です。弘前市では戦没者を追悼する慰霊祭が行われました。

慰霊祭は護国神社で行われ遺族や関係者などおよそ50人が参列しました。護国神社には先の大戦を含め戦争で亡くなった2万9,184柱が祀られています。慰霊祭では齋藤毅宮司が祝詞をあげたあと実行委員会の三上知彦会長が追悼の言葉をおくりました。

★弘前市戦没者慰霊祭実行委員会　三上知彦会長
「国際間の紛争がいまだ発生しており　その解決として自国の安全や覇権主義を武力によるという考えを持つ国家が現実としてあります　このように子どもや老人まで銃弾やミサイルの標的にするような悲惨な状況はあってはならないことです」

参列した人たちは祭壇に玉串を捧げ亡くなった人たちの霊を慰めるとともに平和への誓いを新たにしていました。

青森市では県九条の会など10の市民団体が立憲民主、共産、社民各党と共催で平和集会を開き、参加したおよそ90人が憲法改正の阻止を訴えました。

★県九条の会　木下武 共同代表
「不戦の旗を高く掲げた憲法9条は日本の宝であり世界の宝でもあります」

参加した人たちは中心街を行進して「平和憲法を守れ」などとシュプレヒコールをあげていました。