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【防災メモ】緊急地震速報が鳴ったら、その時どうする?地震発生時の初動と注意点は

2024年5月14日 11:55
【防災メモ】緊急地震速報が鳴ったら、その時どうする?地震発生時の初動と注意点は

76回。これは先月17日、県内で最大震度6弱を観測した豊後水道の地震からきのう午後3時までに観測した震度1以上の地震の回数です。

地震から17日で1か月。防災ひとくちメモを紹介していきます。きょうは、“地震の初動”についてです。

まずは緊急地震速報。先月の地震でも緊急地震速報が鳴り、ビックリしました。緊急地震速報は震度4以上の揺れなどが予想される地域に発表され、強い揺れへの備えを呼び掛けるものです。

震源に近い場所だった場合、今回で言うと、南予では緊急地震速報より前に揺れを感じた場所もありますが、中予では、緊急地震速報から5秒から10秒ほど経って揺れを感じました。この揺れまでの時間にどう備えるかが自分の命を守る大きなポイントになります。

その行動は3つです。
①姿勢を低くする②頭を守る③揺れが収まるまでじっとする

そして、揺れが収まったら…周囲の状況や火の元の確認をして安全な場所に避難してください。その時、揺れでガラスが割れているかもしれません。足元への注意、また、屋外では、瓦や看板、ブロック塀などの落下や倒壊にも注意が必要です。

そして、揺れからおよそ3分後に発表されるのが、津波があるか、ないか、です。

津波警報や津波注意報が発表されたら、海や川の河口付近にいる場合はすぐに離れて、より“高い”ところに逃げましょう。地震がおきたところが陸に近いと、津波警報が間に合わず、津波のほうが早く来ることもあります。ですので、海の近くで強い揺れを感じたら、津波のあるなしが発表される前に避難を始めてください。

きょうは“地震の初動”をおさらいしました。いざという時に少しでも冷静に行動できるよう、日頃からのイメージトレーニングが大切です。