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大阪・関西万博の開幕からきょうで1か月となりました。万博協会によると累計の来場者数はおよそ300万人、10月の会期末までに2820万人を見込んでいるということです。万博の、愛媛への“波及効果”を探りました。 きょうも多くの観光客でにぎわう道後商店街のお店で話を聞くと… 白鷺堂: 「ちょっとまだ、あれかな。これからかしらと思って」 白久: 「正直ない。あまり(万博効果を)感じたことはない」 道後ミルクチーズケエキ: 「あんまり…」 「そうね、あんまり感じない」 「GWのときとかは、たまに商店街でミャクミャクのキーホルダーとかカバンとかを持っている人は見かけることはあった」 「まだ(万博の)盛り上がりが愛媛まで来ていない感じはある」 一方、万博効果を実感しているというのが、愛媛と大阪を結ぶオレンジフェリー。運航する四国開発フェリーによると、万博が開幕した先月13日からきのうまでの利用客は、対前年比で大阪行きが115%、愛媛行きが116%。 このうち愛媛行きのインバウンド客は前年比267%となっていて、このなかには万博を訪れ、愛媛まで足を伸ばしている外国人観光客もいるとみています。 また、船が到着する大阪南港と万博会場の夢洲を結ぶシャトルバスとフェリーをセットにしたプランは、きのうまでにおよそ820人が利用し、きょうから7月13日まで3100人を超える予約が入っているということです 再び、道後。道後御湯など、道後で3つの宿を展開する宝荘ホテルの宮﨑光彦社長です。 宝荘ホテル 宮﨑光彦社長: 「実はきのうの朝の便で(万博会場に)行ってきた。小さいお子様もいたし、もちろん小中学生の修学旅行、1日の日帰り旅行なんかも多かった。驚くほど、きのうは月曜日だったがにぎわっていたしみなさんの表情が明るかった」 万博を視察したうえで、万博から愛媛への観光客の流れをどう作るか。宮崎さんが感じたのは… 宝荘ホテル 宮﨑光彦社長: 「一番の問題はアクセス。(インバウンド客は)直接目的地に近いところに行く。そこで滞在に近い形で楽しむ」 万博目的のインバウンド客は、会場に近い大阪や京都に滞在し、そこから日帰りできるエリアを巡る傾向があると宮崎さんはみています。 そうした状況の中、宮﨑さんは、愛媛の各地を巡る観光プランを万博の観光ポータルサイトに登録するなど、万博の“その先”に商機を見出すべきだと考えています。 宝荘ホテル 宮﨑光彦社長: 「日本に来たい外国人の7割が万博に行ってみたいという話がある。全体の行程で(今回は)難しかったら、次に日本に来たときには西のゴールデンルート、それから四国に。次の選択肢になってもらうように。そういう取り組みをもっともっと進めたい」
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