松山市のネコ連続不審死 ネコ6匹を虐殺の元大学生の男に執行猶予付き有罪判決

去年、松山市で相次いだネコの連続不審死。ネコを殺した罪などに問われている元大学生の男にきょう、松山地裁は懲役2年6か月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
動物愛護法違反の罪などに問われているのは、松山市西長戸町の元大学生、佐藤彰真被告(23)です。
判決などによりますと、佐藤被告は去年、松山市総合公園周辺などであわせて6匹のネコに暴行を加えるなどして殺したうえで遺棄したものです。
きょうの判決公判で、松山地裁の髙場理恵裁判官は「行為は悪質性が高い」としたうえで、「猫の死体をわざと目立つ場所に遺棄し、地域社会に与えた不安等の影響も無視できない」などと指摘しました。
一方で、大学から退学処分を受けるなど一定の社会的制裁を受けているなどとして懲役2年6か月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
最終更新日:2025年3月28日 8:22