伊方原発 愛媛県の住民ら1502人が運転差し止め求めた裁判 提訴から13年余…きょう判決

愛媛県の住民らが、伊方原発3号機の運転差し止めを求めている裁判で松山地裁がきょう午後、判決を出します。
伊方原発3号機の運転差し止めを求めているのは、愛媛県の住民ら1502人です。
裁判では、地震や火山への安全性、避難計画の有効性などが争点となっています。
住民側はこれまで、『具体的危険が認められるため運転は差し止められるべき』などと訴えています。
一方、四国電力は『安全確保対策を講じて万全を期している」と主張し訴えを退けるよう求めています。
伊方原発3号機の運転差し止めを求める集団訴訟は、広島、山口、大分でも行われ、これまでに大分と広島の地裁がいずれも住民の訴えを棄却する判決を言い渡し、住民側が控訴しています。
提訴から13年あまり。伊方原発が立地する愛媛で、松山地裁はどのような判断を下すのか注目されます。松山地裁での判決は、きょう午後2時半に言い渡されます。
最終更新日:2025年3月18日 11:14