大手スーパー各社、PB商品の値下げや拡充発表 食品など値上げ相次ぐ中
食品などの値上げが相次ぐ中、大手スーパー各社はプライベートブランド商品の値下げや拡充を発表しました。
イオントップバリュはプライベートブランドの食品や日用品のうち、75品目を値下げすると発表しました。値下げ率はおよそ4%~21%だとしています。他にも、長引くコメの価格高騰で注目されるご飯やおかずを1枚のトレーに詰め込んだワントレーの冷凍弁当も税別298円で発売すると発表されました。
イオントップバリュ 森常之取締役副社長
「今の景況感が少し悪化、物価高騰の中で、やはり今こそ我々としてお買い得価格を提供するということを実現したいという思い」
また、イトーヨーカ堂はプライベートブランドの「セブン・ザ・プライス」について、「餃子」や「割れせんべい」など食料品を中心に20品目を増やすと発表しています。
両社ともに、製造コストや物流コストを削減することで価格を抑えたということです。
食品や日用品の値上げが相次ぐ中、スーパー各社は低価格の商品をそろえることで来客数の増加につなげたい考えです。