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松山市の民家で覚せい剤製造 台湾人の男に懲役7年の実刑判決【愛媛】

2024年3月25日 17:58
松山市の民家で覚せい剤製造 台湾人の男に懲役7年の実刑判決【愛媛】

愛媛県松山市で、覚せい剤を営利目的で製造した罪に問われている台湾人の男の裁判員裁判で松山地裁は「多くの覚せい剤を社会にまん延させる危険性が高い悪質な犯行」などとして懲役7年の実刑判決を言い渡しました。

覚醒剤取締法違反の罪に問われているのは、台湾籍のウー・ミン・ショー被告(42)です。

判決などによりますと、ウー被告は去年5月、男女4人と共謀し松山市の民家で覚せい剤およそ103グラム、末端価格にしておよそ640万円を製造したものです。

きょうの判決公判で松山地裁の渡邉一昭裁判長は「継続的に多くの覚せい剤を生み出して、社会にまん延させる危険性が高い悪質な犯行」だと指摘。

一方で「犯行グループ内の上位者から脅されてやむを得ない側面があった」などとして懲役10年・罰金300万円の求刑に対し、懲役7年・罰金250万円の実刑判決を言い渡しました。