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コンクリート製品の大型工場 観音寺市に新たに整備へ 地元の雇用創出にも大きな期待

2024年7月4日 16:21
コンクリート製品の大型工場 観音寺市に新たに整備へ 地元の雇用創出にも大きな期待

土木や建築工事で使われるコンクリート製品の大型工場が、香川県観音寺市に新たに整備されることになり、立地や雇用などの協定が結ばれました。

県や観音寺市と協定を結んだのは、ダイワハウスグループのゼネコン「フジタ」です。観音寺市の観音寺港三本松地区に、県が去年新たに造成した分譲地およそ7ヘクタールに進出。工事現場で扱われるコンクリート製品の西日本の拠点工場を建設します。

土地の売却価格はおよそ9億2200万円で、投資総額はおよそ80億円です。

(フジタ 奥村洋治社長)「(人手不足などから)建設現場以外の場所でものを作るという時代に変わってくる。更にオフサイト化を進める大事な転換点になる。」
(池田豊人知事)「色々な工夫で克服しながら製造量を確保出来る産業。これからの人口減少社会の中で、製造業は大きな役割がある。」

現在開会中の6月定例県議会で、土地売買の議案が可決されれば、2026年4月に着工予定で、地元の雇用創出にも大きな期待が集まりそうです。