高校生が高齢者に「手作り弁当」 地域と学校の絆
30年以上続く地域貢献です。岡山市の高校で、調理を学ぶ生徒達が今日(12日)、手作りした弁当を地域の高齢者に届けました。
手作り弁当に取り組む、岡山市南区の興陽高校家政科の3年生11人。食べてもらうのは、地域の高齢者です。
学校で採れた野菜やタマゴを使い、彩りよく美味しさにこだわったおかず。唐揚げは、小さく切った鶏肉を固め、ほぐれ易くなるように工夫しました。おからを混ぜ、栄養価を高めたポテトサラダは、パサつかない様、マヨネーズの量を試行錯誤したそうです。
およそ3時間かけて完成した、8種類のおかずと2種類のご飯が詰められた特製弁当。生徒達は、先生や民生委員と、地域の高齢者の家に直接届けました。手作りの味と共に、高校生の元気も届けた31回目の宅配弁当。興陽高校は、地域との交流を絶やさぬ様、この伝統を引き継いでいきたいとしています。
最終更新日:2024年12月12日 18:46