【自民総裁選】静岡1区選出・上川外相は支援受ける国会議員らとの会合で推薦人20人確保を明らかに…11日に出馬会見
自民党総裁選への出馬に向けて奔走する静岡1区選出の上川外相は、10日午後、支援する国会議員らと会合を開き、20人の推薦人を確保できたことを明らかにしました。11日、出馬会見を開きます。
10日 午後4時過ぎ、支援を受ける国会議員らと総裁選に向けた会議を開いた上川陽子外相。
(上川 陽子 外相)
「きょうこうして推薦をしていただきました先生と一緒に、20人推薦人が集まり、12日に総裁選に立候補することができます。ありがとうございます。全国に日本で初の女性総理をという声が巻き起こるように、精一杯の活動を展開していくので、先生方、一緒にチーム陽子として押し上げていただくようお願いして、私の決意、あす表明する前の決意にかえさせていただきます。よろしくお願いします」
総裁選の出馬に必要な20人の推薦人を確保したことを明らかにし「女性初の総理大臣」就任に向け、決意を新たなにしていました。
ギリギリまで調整が続いた推薦人20人の確保。自民党県静岡連の関係者の元には、10日 午前、推薦人確保のめどがたち「出馬が確定した」という情報が入ったといいます。静岡県内でも上川外相を支援する動きが加速しています。9日、県議と上川外相の後援会長が浜松市役所を訪れ、浜松の自民党市議に対して支援を要請しました
(かみかわ陽子後援会 青山 吉和 会長)
「静岡で断トツ1位となるように党員の協力をいただきたい」
また、10日は、自民党県連の有志の県議らが集まり、上川外相をどう支援していくか打ち合わせしました。今後、県内の党員に対し電話でお願いしたり、街頭演説を各地で実施する方針だということです。
候補者の出馬表明も、最終段階となり顔ぶれが固まってきた自民党総裁選。10日は、加藤勝信元官房長官が出馬会見を行いました。
(加藤 勝信 元官房長官)
「国民の所得倍増を目指すために、さまざまなしがらみから、ありえないとされた政策についても、断固それをはねのけ実行してまいります。国民の所得倍増に、私は命をかけて取り組んでまいります」
これで出馬表明は8人目。上川外相が11日に出馬会見をすれば、9人目の正式表明となります。総裁選の告示まで2日、上川外相は、女性初の首相に向け、ようやくスタートラインに立つことができました。