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【速報】「103万円の壁」2025年から引き上げへ…自民・公明・国民民主の3党が合意

自民・公明・国民民主の3党は、11日午後、「103万円の壁は178万円を目指して来年から引き上げること」などで合意しました。国民民主党の榛葉幹事長は「178万という数字が入ったのは大変重い」と合意案を評価しました。 午後3時半から行われた3党の幹事長会談では、2024年度の補正予算案を巡り、自民党、公明党の与党と国民民主党が協力する事で合意しました。3党が交わした合意書では「103万円の壁は178万円を目指して来年から引き上げる。」「ガソリンの暫定税率は廃止する。」ことなどを盛り込んでいます。政府与党は今年度の補正予算案についてあすの採決を目指していてこの合意で国民民主党も賛成する方針です。合意を受けて国民民主党の榛葉幹事長は、次のように答えました。 (国民民主党 榛葉 賀津也 幹事長) 「この間ですね、水面下で、私と森山幹事長、もしくは西田幹事長と、相当何度かですね、意見交換すり合わせ、文言調整をして、概ね我々の主張を飲んでいただいたことを評価したいと思います」「能登半島の復旧復興が待ったなしであるということ、そして我々が選挙で民意で何とか実現してほしいといった、この103万円の壁を178万円引き上げること、そして、それを来年からやるということ。 そして、50年間続いた、いわゆる、このガソリン税の暫定税率を廃止をすると明言していただいた。この点を持って、我々は予算には賛成にまわりたいと思います」「この178万という数字が入ったのは大変重いと思います」 少数与党の中野党・国民民主党の協力のめどがたったことで、補正予算案は衆議院で可決され、参議院に送られる見通しとなりました。

12月11日 18:01