【リニア】ボーリング調査でこれまで認めていなかった県境付近の調査を鈴木知事が“許可する”と発表(静岡)
リニア新幹線の工事をめぐり山梨県で行われているボーリング調査について、静岡・鈴木知事はこれまで認めていなかった県境付近の調査を許可すると発表しました。
このボーリング調査は、リニア新幹線のトンネル工事に向けて地質や地下水を調査するもので、6月7日時点で静岡県境から339メートルの地点まで進んでいます。
静岡県はこれまで、県内の地下水が山梨県側に流出する可能性があると主張し、県境から300メートル以内の掘削については合意の上での実施を求め、山梨県、JR東海と協議を重ねてきました。
(鈴木知事)
「本県として県境から300mのボーリング調査について掘削を進めることに課題は無いと考えています」
「山梨県側に流出した水は返還を求めない」ことを前提にして、大井川の水量に変化があった場合は回復措置をとることを条件に山梨県、JR東海と合意したということです。