改めて“自分の土地”と主張…「市の土地」駐車場貸し出し問題で市から提訴された市議が会見(29日 静岡・沼津市)
静岡・沼津市が「市の土地」を駐車場にして利益を得ていたとして市議を提訴した問題について29日、市議側が会見を開き「自分の土地である」と改めて主張しました。
この問題は、沼津市の山下富美子市議が、自宅に隣接する「市有地」を有料駐車場として貸し出していたものです。28日、沼津市は不当な利益を得ていたとして、山下市議に対し2022年9月までの10年間で得た利益など、約204万円の返還を求める訴えを起こしました。
これを受け、山下市議は29日に会見を開き、改めて“自分の土地”だと主張しました。代理人の弁護士は問題となってる土地について、当時、沼津市が山下氏側に払い下げをすると約束した「確約書」や、市が作成した山下氏側に支払う「計算書」が残っているとし「関連する証拠から売買が実施され、所有者は山下市議である」と主張しました。