自民党派閥の裏金事件めぐり「離党勧告」処分の塩谷立議員…地元で「再審査」の請求について相談(静岡県)
自民党の派閥による裏金事件をめぐり「離党勧告」処分を受けた塩谷立衆院議員は地元・浜松市の後援会幹部らに「再審査」の請求について相談したということです。
比例東海ブロック選出で静岡8区の塩谷立衆院議員は4月4日、自民党の党紀委員会から「離党勧告」処分を受けましたが、翌日には、「事実誤認がある」などとして再審査の請求を検討する考えを示していました。
複数の関係者によりますと、塩谷議員は6日 後援会幹部らと面会し、再審査を請求することについて相談したということです。
(記者)
Q.「後援会にはどう伝えますか?」
(塩谷 立 衆院議員)
「…」
請求期限は4月13日で、自民党の総務会が相当の理由があると認めた場合、再審査が行われます。
一方、浜松市の中野市長は8日の会見で「塩谷議員には大変重い処分が下されたが国民の政治不信が一掃されたわけではない」と話しました。