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【解説】南海トラフ臨時情報「巨大地震注意」どう受け止め生活すべきか…防災専門家に聞く(静岡)

2024年8月9日 16:27
【解説】南海トラフ臨時情報「巨大地震注意」どう受け止め生活すべきか…防災専門家に聞く(静岡)

気象庁は、8日、南海トラフ臨時情報・「巨大地震注意」を発表し「今後1週間程度、注意が必要」と呼びかけました。その1週間の過ごし方について、静岡大学防災総合センターの岩田孝仁特任教授に聞きました。

(静岡大学 防災総合センター 岩田 孝仁 特任教授)
「元々南海トラフの地震全般はいつ起きてもおかしくない状態だが、普段いつ起きてもおかしくない状況に比べると、さらに数倍発生のリスクが高まっているという状況を示している。ただ、そうかと言っても普段やっている対策をきちんとやれば、特にその社会全体が混乱する必要もなく、社会生活を止める必要も何もない」「防災対策、地震対策が確実にちゃんと行われているかを、例えば家庭や事業所、それぞれでもう一度ちゃんと確認をしていただいて、 改めてもう1回徹底する機会にしてもらえればと思う」

岩田教授は「防災対策を見直す機会にしてほしい」と話し、すぐにできる対策として…・家具を固定して身の回りの安全を守ること・避難先や避難ルートを事前に確認すること・家族との安否確認手段を明確にしておくことなどをあげています。