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患者に「もう治らねぇよ」暴言&パワハラで医師を“解雇” 相談複数、都度注意も… 北海道砂川市立病院

2025年2月21日 12:14
患者に「もう治らねぇよ」暴言&パワハラで医師を“解雇” 相談複数、都度注意も… 北海道砂川市立病院
砂川市立病院

北海道・砂川市立病院で5年間にわたって患者や家族に暴言を吐いたり、看護師などへのパワハラ行為があったとして、男性医師を民間の「解雇」に相当する分限免職としていたことがわかりました。

分限免職となったのは、常勤医の男性(50代)です。

砂川市立病院によりますと、男性医師は2019年9月から2024年11月までの間、入院中の患者や家族に度々暴言を吐いたほか、看護師を含む職員に大声で叱責するなどパワハラ行為があったということです。

患者やその家族の中には「もう治らねぇよ」と男性医師から言われたと訴える人もいました。

砂川市立病院は苦情や相談が複数寄せられたため、男性医師に対して、都度面談で注意するなど改善を求めてきたということです。

男性医師は「覚えていない」と話す内容もあるということですが、これまで病院は戒告や減給処分も実施していました。

それでも改善されなかったため2024年12月31日付で分限免職としたということです。

砂川市立病院は再発防止に努めるとしています。

最終更新日:2025年2月21日 19:47