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レバンガ北海道の新本拠地は? 北海きたえーるを改修へ 冬季オリ・パラ招致断念で計画練り直し

2024年3月1日 18:58
レバンガ北海道の新本拠地は? 北海きたえーるを改修へ 冬季オリ・パラ招致断念で計画練り直し

本拠地の移転を検討していたバスケットボール・レバンガ北海道は当面の間、現在の本拠地「北海きたえーる」を改修して使う意向を示しました。

背景には去年、札幌市を翻弄した「あの問題」がありました。

華麗なプレーで道民をとりこにする、プロバスケットボールチーム・レバンガ北海道。

2026年シーズンから始動する1部リーグ「Bプレミア」への参入を目指しています。

現在、札幌市豊平区の「北海きたえーる」を本拠地としていますが、「Bプレミア」への参入に必要な「VIPルーム」などの設備がないため、新本拠地への移転を検討していました。

しかしー

(レバンガ北海道 横田陽CEO)「北海きたえーるを改修することも視野にいれるべく、北海道庁に札幌市同席の上、協議開始依頼書を提出した」

「北海きたえーる」を改修し、引き続き本拠地とする意向を示したのです。

(金澤記者)「レバンガ北海道は札幌ドーム敷地内に建設予定の新月寒体育館を新たな本拠地として想定していました」

新拠点の候補地は、札幌ドーム敷地内に建設予定の「新月寒体育館」でした。

整備費400億円のビッグプロジェクトでしたがー

去年、札幌市が冬季オリ・パラ招致を断念したことで、国の補助金180億円が見込めなくなり、計画が練り直しになりました。

「Bプレミア」参入のための申請期限はことし9月末。

整備計画が間に合わないことから、「北海きたえーる」を改修して使う方針が決まりました。

「北海きたえーる」は道が所有する施設ですが、改修費用はー

(レバンガ北海道 横田陽CEO)「レバンガが負担する、と道には伝えている。少なくとも(道に負担は)ない」

レバンガ北海道はクラウドファンディングなどを活用し、改修費用を調達したいとしています。