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誤った使い方で火事も ストーブ「使い始め」の注意点 古い灯油は使わない!

2023年10月30日 16:08
誤った使い方で火事も ストーブ「使い始め」の注意点 古い灯油は使わない!

ストーブを使い始めたという方も多いのではないでしょうか。

石油ストーブの火事で最も多い原因は、誤った使い方や不注意です。

とくに使い始めのいまの季節、どんなことに気をつければよいのでしょうか。

葉の表面に白く霜がついています。

30日朝、北海道稚内市では初霜と初氷を観測しました。

札幌の気象台からも初霜が発表され、続々と冬の便りが届いています。

冷え込みが強まるいまの時期に集中するのが、ストーブによる火事です。

小樽市稲穂の住宅で今月7日に発生した火事では、住人がストーブから出火したと消防に通報しています。

中でも石油ストーブによる火事の原因は、誤った使い方や不注意がおよそ半数を占めています。

久しぶりに使い始めるいまの時期は、とくに注意が必要です。

【ポイント①新しい灯油を使う】

大切なのは、必ず「新しい灯油を使うこと」です。

灯油は劣化するため、去年使っていた古い灯油を使ってしまうと…

大きな火事につながります。

【ポイント②給油口を確実に閉める】

さらに、大切なのは給油口のふたの確認です。

灯油を入れたタンクのふたが緩んでいると…

こぼれた灯油に引火して激しく燃え上がってしまいます。

最近のストーブは、ふたが閉まっているか色や音などで確認できるということです。

また、ストーブから離れた場所でも灯油漏れがないか確認することも重要です。

一歩間違えると大きな火事につながる石油ストーブ。

事故を防ぐために正しい使い方を理解することが大切です。