「手のひらの向き」がポイント 体の負担が少ない雪かきのコツ スポーツトレーナーが伝授 札幌
札幌もすっかり平年並みの積雪量になりました。
冬本番になると雪かきもつらくなりますが、体の負担を減らすことができる雪かきのコツをお伝えします。
冬に役立つ雪かきのコツを教えてくださったのが、札幌のスポーツトレーナー・森脇俊文さんです。
森脇さんは体の動きに関する知識と経験を活かし、ユーチューブで体の負担が少ない雪かきの方法について動画をあげると、その再生回数は47万回以上に。
そんな森脇さんに教わった雪かきのコツは2つ、どちらも簡単です。
(スポーツトレーナー 森脇俊文さん)「手のひらが下向きになっている。この方法で雪をかくと、てこの原理も使えます」
『ポイント①手のひらの向き』
スコップの下側を持つ手の平を下向きにすることで、てこの原理が働き、少しの力で雪を持ち上げることが可能に。
スタッフが試してみると・・・
(スタッフ)「本当に腰への負担がほとんど無いような持ち方になりますね」
(スポーツトレーナー 森脇俊文さん)「これで腰の負担が減らすことができます」
『ポイント②雪を投げる角度』
(スポーツトレーナー 森脇俊文さん)「意識するところとしては、手のひらが上向きと下向きで雪を投げる角度が変わる。引っ張るという動きで雪を投げると広背筋を使うので軽く感じる」
雪を捨てるときは後ろに引っ張るように。
これで背中全体の筋肉をうまく使うことができるといいます。
(スタッフ)「持ち上げる際に腰に負担がかからず、からだ全体を使って楽に運ぶことができます」
(スポーツトレーナー 森脇俊文さん)「運動不足の人・高齢者や雪かきでからだを痛めてしまう人は、持ち方ひとつでかなり楽になると思うので、そういう人には使っていただきたい」