違法設置の看板をすべて撤去 北海道開発局が8回に渡って指導 「ノースサファリサッポロ」
札幌市南区の「ノースサファリサッポロ」が無許可で建物を建てていた問題で、運営会社は11日に、国道沿いに違法に設置していた看板をすべて撤去しました。
(恩田記者)「こちらの道沿いにはノースサファリサッポロの大きな看板が3枚設置されていましたが、さきほどすべて撤去されました」
「ノースサファリサッポロ」を運営する「サクセス観光」は11日、北海道開発局の職員の立会いのもと、国道沿いに違法に設置していた看板をすべて撤去しました。
国道沿いの国有地に営利目的の看板を設置するのは道路法で禁じられています。
道順などが示されている看板は5か所設置されていて、10日までに4カ所がすでに撤去されていました。
開発局は看板を確認した2006年から8回に渡って撤去するよう指導してきたということです。
ノースサファリサッポロが無許可で建物を建てていた問題を巡っては、運営会社が2月17日にも市に建物の撤去計画を提出する方針です。