北海道石狩市のバイオマス発電所で「爆発音がした」と通報があり、従業員とみられる男性がやけどで搬送されています。

（藤得記者）「爆発音がした現場です。消火活動をしていてあたりは騒然としています」

火事があったのは、石狩市新港中央２丁目の石狩新港バイオマス発電所です。

午前９時半ごろ、従業員から「爆発音がして煙が見える」と１１９番通報がありました。

消防などによりますと、従業員とみられる５０代の男性が両手両足にやけどをして病院に搬送されましたが、意識はあるということです。

ほかに逃げ遅れた人はいません。

消防によりますと、発電に使うウッドペレットの集積場から出火していて、消火活動には時間がかかるということです。

また、警察によりますと、同じころ「屋根が飛んでいるのが見えた」という通報も入っていて、爆発の可能性があるとみられています。

警察と消防で当時の状況を詳しく調べています。