トンネル内に重さ10キロのモルタル片が落下 列車の一部に運休も…けが人なし 北海道小樽市
7月25日、北海道小樽市のJR函館線・桃内トンネルで落下物が見つかり、一部の列車が運休するなどの影響が出ました。
JR北海道によりますと、見つかった落下物は、トンネルのレンガ壁を補修するモルタル片です。
全部で8個見つかり、最大で重さ約10キロもあるモルタル片が落下していたということです。
25日午前8時半ごろ、トンネル内を走行していた列車の運転士が、モルタル片が落下しているのを発見しました。
モルタル片を回収するため、普通列車4本が運休したほか、普通列車1本に2時間22分の遅れが出て、約380人の乗客に影響が出ました。
列車と落下物の接触はなく、けが人もいないということです。
JR北海道によりますと、モルタル片は経年劣化によりはがれ落ちたとみられていて、今後、同様のトンネル内の点検を進めていくということです。