“非常に強い”台風10号 29日夜遅くに暴風域 30日夕方ごろに最接近見込み 大分
非常に強い台風10号は発達しながら北上し、29日夜の遅くに大分県内は暴風域に入り。30日夕方ごろに県内に最接近する見込みです。
非常に強い台風10号は28日正午の推計で、屋久島の南南西にあり北北西に向かってゆっくりと進んでいます。
中心の気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートルとなっています。
台風は予報円の中心を通った場合、県内は28日昼過ぎに強風域に入り29日の夜遅く暴風域に、そして30日夕方ごろ県内に最接近する見込みです。
◆気象庁の会見
「(台風10号は)29日にかけ て、非常に強い勢力で接近する見込みです。その後台風は、九州に上陸する恐れがあります」
気象庁と国土交通省は、28日朝会見を開き、自治体の避難情報に従って早めの避難するよう呼びかけました
◆TOS渡辺一平記者
「JR大分駅です。改札前のホワイトボードには運転見合わせなどを知らせる紙が張り出されていて足を止めて確認する姿も見られます」
交通にも影響が出ています。
JRでは28日大分県内を走る特急や在来線の一部で運休が決まっているほか、29日は在来線の一部区間で始発から終日運転見合わせとなっています。
◆JR利用客
「三重県から帰省してたけど明日が台風の影響で計画運休に なるので1日前倒しで帰るように変更した」
海の便でも28日以降、複数の航路で欠航となっていて空の便も全日空で28日と29日の2便が欠航になっています
またTOSの調べでは、大分市や別府市など県内16の市と町の公立の小中学校と義務教育学校340校以上が29日、30日の休校を決めています。