2025年注目の大分にゆかりのある人たちをシリーズで紹介する「ことしにかける」。 今回は、石破内閣で外務大臣に就任した岩屋毅氏です。 激動する世界情勢の中で平和国家として歩んできた日本外交のかじ取りをどう担っていくのか、聞きました。 ◆岩屋毅外相 「世界の分断や対立がむしろ進んでいる。これを日本外交の力で協調と融和に振り向けていく、そういう外交をやりたい」 2024年10月に発足した石破内閣。重要閣僚である外務大臣に就任したのが衆議院・大分3区選出の岩屋毅氏です。 外務大臣就任後、ウクライナを訪問した際は、首都・キーウの郊外にあるブチャを訪問し慰霊碑に花を手向けました。 ◆岩屋毅外相 「ウクライナは出来るだけ早く自分の目で現状を確認したいと思って、最初の外遊で訪問したが、やはり戦時下にある国なんだなと随所で感じた」 ウクライナではゼレンスキー大統領とも会談。 岩屋大臣は「日本はウクライナと共にある」と、日本の立場を改めて示しました。 ◆岩屋毅外相 「今年こそは、米国はじめ国際社会と力を合わせて、停戦そして平和の回復ということを実現しなければいけないなと思っている」 そして2025年、あの国では世界が注目する新たなリーダーが誕生します。 ◆トランプ次期大統領 「我々は『メキシコ湾』の名称を『アメリカ湾』に変更する予定だ」 アメリカのトランプ次期大統領。過激な発言で世界をざわつかせる存在だけに日米関係への影響は。 ◆岩屋毅外相 「世界中が今、トランプ政権がどういう政策をとってくるのか、注目をしているところだと思う。日本も決して例外じゃない。日米同盟が日米両国のためだけではなくて、世界にとって大事な同盟関係だということについてはトラン プ政権になっても、私は変わらないと思っている」 また2024年12月、中国を訪問した際には王毅外相と会談し、中国人向けの観光ビザの緩和措置を実施すると表明しました。 ◆岩屋毅外相 「中国っていうのは、我が国にとってやはり大事な隣国だと思う。我々としては、観光で日本に来てもらって本当の日本を見てもらうっていうことが大事だなという観点から、観光ビザに特化をした査証の緩和を行った」 先が読めず、めまぐるしい変化が続く世界情勢。日本外交のかじ取り役として責任は重大です。 ◆岩屋毅外相 「日本は戦後80年、平和国家と してやってきた実績を信頼され、 また、期待をされている国だと 思うので、ぜひ世界を平和にし、 安定的なものにしていく役割を 果たしていかなければならないと強く思っている」 平和な世界をどう実現させていくのか。岩屋大臣にとって手腕が問われる年になります。
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