運転手からはどう見える?県警がハイビームや反射材の効果を検証 大分県内で交通死亡事故が相次ぐ
大分県内では2月から交通死亡事故が相次いでいます。
こうした事態を受けて県警はハイビームや反射材の効果を検証する実験を報道陣に公開しました。
今回、県警が公開した実験は夜間にハイビームや反射材の効果を検証したものです。
40メートル先にいる歩行者が運転手から見てどのように見えるかを確認するもので、ハイビームを点灯すると見えにくかった歩行者がしっかりと見えました。
また、ロービームの状況でも歩行者が反射材をつけている場合とそうでない場合は運転手からの見え方に大きな差が出ていました。
◆県警本部交通企画課 河野豊秀次席
「夜間運転する際はこまめにハイビームとロービームを切り替えて危険の察知を早めにしてほしい」
県警によりますと県内では2月から交通死亡事故が7件発生していて、このうち夜間の事故は3件でいずれも歩行者が亡くなっているということです。