2024年11月の有効求人倍率1.37倍 2か月ぶりに前の月を下回るが引き続き高水準 大分
大分県内の最新の有効求人倍率は1.37倍となり、2か月ぶりに前の月を下回りましたが、 引き続き高水準となっています。
大分労働局によりますと、2024年11月の県内の有効求人倍率は1.37倍で前の月を0.01ポイント下回りました。
前の月を下回るのは2か月ぶりですが、全国平均の1.25倍と比べると、引き続き高い水準となっています。
ただ、労働局は「改善の動きにやや足踏み感がみられることから、物価の上昇などが雇用に与える影響について、注視が必要」だとしています。
一方、産業別の新規求人数をみると、運輸業・郵便業では前の年の同じ月と比べ40%あまり減少しました。
減少となった理由について、労働局は「おととしの同じ時期には2024年問題への対応として求人数を増やした企業が多かったため」としていて、運輸業・郵便業の人手不足は「解消していない」と話しています。