TOSが開局55周年を記念して制作する時代劇ドラマ「はぐれ鴉」の大分県内でのロケが10日から始まりました。

雪が舞う厳しい寒さの中、主演の神尾楓珠さんたちが入念に演技を確認しながら撮影を進めていました。

大分市の春日神社です。10日朝、県内でのロケ開始を前に主演の神尾楓珠さんや山下智彦監督など制作関係者たちが安全祈願のため、訪れました。
この時代劇ドラマは2023年大藪春彦賞を受賞した赤神諒さんの小説「はぐれ鴉」が原作で、江戸時代の竹田市を舞台に繰り広げられる復讐劇です。

神事では神尾さんも玉串を捧げ、撮影の無事を祈りました。

◆主演・神尾楓珠さん
「寒いです、めっちゃ」「（時代劇）初めてなのでみなさんに教えてもらいながら頑張ろうと思います」

◆山下智彦監督
「よーい、スタート！」

このあと、ロケは国東市の海岸で始まりました。

この時の市内の気温はおよそ0℃。

雪が舞う厳しい寒さの中、神尾さんやスタッフたちは演技を入念に確認しながら撮影を進めていました。

◆主演・神尾楓珠さん
「歩き一発本番が怖かった。雪が積もっているから足跡が残ってしまう」

（Q.大分の印象は）
「何人かいて、大分出身の友達が。温泉もあるし、素敵なところだと思う」

10日は物語の舞台となる竹田市でも撮影が行われました。

また、今回のロケにあわせて、神尾さんや山下監督、ヒロイン役の山本千尋さんなどによるトークイベントが11日、竹田市で開催されます。

TOS開局55周年記念時代劇ドラマ「はぐれ鴉」は2025年7月放送予定です。