死亡事故受け 警察官が電動キックスケーター講習会 免許の必要の有無 ヘルメットの着用呼び掛け【長野】
12月1日、北佐久郡軽井沢町で死亡事故が発生した電動キックスケーター。今後の事故防止対策につなげようと警察官が操作や特性を学ぶ講習会が開かれました。
警察官が颯爽と乗りこなしたのは電動キックスケータです。18日、県警察学校で開かれた講習会。販売店から講師を招き、各警察署の交通課や機動隊からおよそ50人が参加しました。
12月1日、軽井沢町で電動キックスケーターに乗っていた39歳の女性が高速バスと衝突し、死亡した事故を受け、初めて実施されたものです。
体験したのは原付バイクと同じ交通ルールが適用されるものと、最高速度が時速20キロ以下など一定の基準を満たし運転免許が必要ないものの2種類です。警察官は2つの違いや、人差し指で操作するアクセルの使い方を確かめていました。
体験した警察官は
「操作性をしっかり理解したうえで乗らないと危ないものだなと思いました」
「乗っている方を見かけたときに、不安定だったりとか道路の溝とか気を付けてくださいと声をかけていきたい」
県警は車両の区分を確認するほか、ナンバープレートの装備やヘルメットの着用を呼び掛けています。