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当時中学3年の和田樹生さんが自宅近くの横断歩道ではねられ死亡した事故。 まもなく10年、ひき逃げか否かの判断は、13日、弁論を開く、最高裁に委ねられます。 信州大学三枝有 名誉教授 「最高裁が上告される件数って大体年間で1600件くらいなんですね。これについて、上告理由がないと判断されると口頭弁論を経ないで上告を棄却する捨て去ってしまう、そうすると上告を棄却される事件の割合っていうのはだいたい80%ですね、それから取り下げが15%くらい。弁論開いた場合に判決を高裁の判決を破棄して、そして場合によっては高裁に差し戻す、あるいは最高裁自らが判決するというものについてはパーセンテージでいうと1%しかないと、1%も実際は切っている状況。それだけある意味、貴重なというか、数少ない例だということは言えると思います」 樹生さんの墓前で、ほとんど良い報告ができていないと振り返る両親は。 樹生さんの父 和田善光さん 「もし交通事故を起こしてしまったら、人をはねてしまったらば、直ちに救護されるべきだと、本当に人として当たり前のことだと思うんですけれども、それがしっかりと最高裁で判断を示してもらって、周知されて、もし同じような事件が起きてしまったとしたらば、すぐに救護できれば、助かるであろう命があるとするのであれば、一つでも多くの命が助かるような世の中になってほしいなと思います」 樹生さんの母 和田真理さん 「今回の裁判は私の息子の裁判ではあるんですけど、道路交通法というのは道路を利用するすべての皆様に関わる法律であるので、私たちの事件を知っていただいて皆さんでそれぞれに考えていただき、最高裁の判断を見守っていただきたいと思っています」
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