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取材開始5分後に撮影成功!【世界初の】展示が始まった絶滅危惧種「アマミトゲネズミ」が姿を見せた!

2024年4月5日 16:54

絶滅危惧種に指定されている「アマミトゲネズミ」の展示が5日、埼玉、兵庫、鹿児島、宮崎の国内4カ所で一斉に始まった。アマミトゲネズミは夜行性で、昼間はなかなかその姿を見せてくれない。しかし取材班が宮崎市の動物園に訪れたところ、取材開始5分後に、その愛らしい姿を捉える事ができた。

世界で初めて、アマミトゲネズミの展示が始まったのは、宮崎市フェニックス自然動物園など国内4カ所。「こども動物村展示館」の透明ケースの中に、世界初展示となるアマミトゲネズミがいるということだが、夜行性でなかなか姿を見せてくれない。昼間は巣箱からなかなか出てこないというのだが・・・

取材班が訪れたこの日は、なんと取材開始5分後に、その愛らしい姿を見せてくれた。取材班も興奮気味に。フェニックス自然動物園の竹田園長も、思わず写真撮影に夢中になっていた。

秦萌記者:
「動いた!顔を出してくれました!サービス精神旺盛ですね。」

フェニックス自然動物園 竹田正人園長:
「かわいい~!」

アマミトゲネズミはドングリが大好物。餌を食べる姿を見せてくれた後は、水をたっぷり飲み始めた。喉が渇いたために、巣箱から出てきたのだろうか?

鹿児島県の奄美大島だけに生息するアマミトゲネズミ。近年は森林の減少や外来種などの影響で数が減り絶滅危惧種に指定されている。2017年から国内3つの動物園で飼育を始め、フェニックス自然動物園では良く2018年、世界で初めて繁殖に成功していた。

これまでは飼育や繁殖技術の確立を目的に展示を控えていたが、きょう初めて、国内4つの施設で一斉に公開されたという。

竹田園長は「音がするとビックリしまうので、できるだけ静かに見てもらえると良い」と話す。

フェニックス自然動物園では現在、13匹のアマミトゲネズミを飼育している。「世界初」を見に、訪れてみては。ただし夜間営業はしていないので、見られるかどうかは・・・運次第。

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