山形県米沢市内で7日夕方、住宅の前に立っている不審な男が目撃され、現場から車で走り去る際に制止しようとした住民が転倒し、大けがをしました。警察で男の行方を追っています。

不審な男が目撃されたのは、米沢市窪田町東江股の会社員・渡部明さん（40）の自宅前の市道です。
警察の調べによりますと7日午後6時45分ごろ、渡部さんが自宅の前に立っている男を発見し、不審に思って声をかけたところ、
男は突然、近くに止めていた白い軽トラックに乗り込みました。
渡部さんは引き止めようとして車に手を掛けましたが、男は制止を振り切って車をそのまま発進。
渡部さんは転倒して右鎖骨を折るなどの大けがをしました。車は北の方向に走り去ったということです。
現場は住宅が立ち並ぶ集落の一角で、警察は男の行方を追うとともに、事件と事故の両面で調べを進めています。