JR山形駅で列車の発車を知らせていた「花笠音頭」のメロディが15日から、山形交響楽団が演奏する新しい音源に切り替わりました。山形新幹線の開業以来、初めての変更です。

列車の発車メロディは15日の始発から山形交響楽団が奏でる「花笠音頭」の生演奏音源に切り替わりました。山形市とJR東日本、山響が連携し、地域に親しまれる駅づくりを通じ、利用客を増やそうという狙いです。セレモニーも行われ、山形市の佐藤市長があいさつしました。

山形市・佐藤孝弘市長「末永く市民の皆さんに愛される発車メロディとして、これからもずっと（曲が）かかっていけばいいなと思う」

その後、山形交響楽団による金管三重奏の記念演奏が行われました。

JR山形駅では、1992年7月の山形新幹線開業時からオルゴール調の「花笠音頭」が導入され、生演奏への切り替えは初めての試みです。生演奏音源への切り替えは東北地区では宮城県のJR仙台駅に続き2例目です。