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酒田市のマイナカードの再発行手数料誤徴収 誤ったマニュアルを作成

2024年3月28日 18:44
酒田市のマイナカードの再発行手数料誤徴収 誤ったマニュアルを作成

山形県酒田市は28日、マイナンバーカードの電子証明書を再発行する際、本来、手数料は無料にも関わらず46人からあわせて9200円を誤って徴収していたと発表しました。

酒田市市民課によりますと、誤って徴収したのは、酒田市役所で2019年2月からことし1月までにマイナンバーカードの電子証明書の再発行手続きを行った46人が支払ったあわせて9200円です。マイナンバーカードの電子証明書のみを再発行する場合、現在は無料で発行することができます。しかし、2016年1月にマイナンバー制度が始まった際、当時の担当者がこの制度を見落とし、再発行の手数料として1件当たり200円を支払う誤ったマニュアルを作成していたということです。
ことし2月にマイナンバーカードの取り扱いに変更があった際、誤ったマニュアルでの対応が判明しました。
酒田市は、誤って徴収した人を対象に経緯の説明とお詫びの文書をあす郵送するとともに、今後、返金手続きを行うということです。
酒田市は再発防止策として国や県からの通知や制度改正などを担当職員以外の複数の職員で確認するなど、これまで以上にチェック体制を強化し職員間の情報共有を徹底していくとしています。