狩猟免許取り消し処分…クマ捕獲中に周囲確認せずに発砲、人に当たり大けが負わせる

小国町でクマの捕獲作業中に周囲を確認せずに猟銃を発砲し、同行していたメンバーに大けがを負わせたとして、県置賜総合支庁は28日、発砲した50代の男性の狩猟免許を取り消す行政処分を行いました。
鳥獣保護管理法に基づく狩猟免許取り消しの行政処分を受けたのは、小国町の50代の男性です。置賜総合支庁によりますと、男性はおととし4月、町の鳥獣被害対策のメンバーとして、町内の山でツキノワグマの捕獲作業を行っていました。その際、男性はクマが穴から急に飛び出してきたため危険と判断し、銃口の先に人がいないことを確認しないまま発砲。同行していたメンバーに弾丸が当たり、右ひざ骨折などの大けがを負わせました。
最終更新日:2025年3月29日 9:30