モンテディオ山形 今シーズンの結果を吉村知事に報告 シーズンの秋春制「決めたことに従う」
サッカーJ2・モンテディオ山形の相田健太郎社長や選手たちが5日、山形県庁を訪問し、今シーズンの結果を報告しました。Jリーグでは現在、冬場に試合を行うシーズンの秋春制への移行が検討されています。相田社長に考えを聞きました。
県庁を訪問したのは、モンテディオ山形の相田健太郎社長と渡辺晋監督、それに山田拓巳選手と南秀仁選手の4人です。
モンテディオは今シーズン、シーズン5位で2年連続でプレーオフに進出するも敗退し、J1再昇格は来季以降に持ち越しとなりました。
モンテディオ山形南秀仁キャプテン「1つのことをやりぬいていく大切さも実感できましたし自分たちの少し甘い部分や課題もみえたのですごく悔しい結果には終わったが成長できた1年だった」
吉村知事「粘り強く戦ってくれた姿にみんな感動して元気をもらったと思います」
一方、Jリーグでは現在、秋にシーズンを開幕し翌年の春まで試合を行う秋春制への移行を検討していて、早ければ2026年から導入する見通しです。
雪国・山形のチームとしてこの秋春制への移行についてどのように考えるか、相田社長に聞きました。
モンテディオ山形相田健太郎社長「我々がずっとリーグに伝えているのはリーグが決めたことに従いますということ。ご来場いただく方々のいい状況をどんな環境でもベストを尽くして作るしかない」
小坂憲央アナウンサー「観客動員なども含めてメリットがある?」
相田社長「どっちでもメリット・デメリットはある。6、7月がオフになると思うので雪に埋もれた施設をお客様に貸し出すわけではなくなるので施設を預かる立場としてはそういったところで新たな収入源やビジネスを構築することは出来る」
モンテディオ山形は2027年の開業を目指し新たなホームスタジアムの建設を計画しています。相田社長はモンテの試合がある日以外の期間をどう活用できるかが新スタジアムの運営で重要になると語りました。