東北新幹線の「はやぶさ」と「こまち」の連結トラブルの影響で、山形新幹線「つばさ」は8日も一部列車を除いて東京ー福島間で運転を見合わせていて、利用客に影響が出ています。

JR東日本によりますと、6日に発生した東北新幹線の連結部分が外れるトラブルの影響で、山形新幹線「つばさ」は7日から連結を行わない一部の列車を除き、新庄から福島駅までの折り返し運転となっています。

福島駅から東京方面へ向かう際は別の列車に乗り換える必要があるため、JR山形駅では8日も切符の変更や払い戻しを求める乗客の姿が多くみられました。

高畠町から東京に行く予定の利用客「きょうは払い戻しをして別の新幹線の切符を買った。『つばさ』が動かないのは山形の人にとっても不便になっているので、早めに連結運転を再開できるようにしてほしい」

三重県から観光中の利用客「乗れる新幹線があれば福島まで出て乗り換えようと思っているが、駄目ならいろいろ手は考えている。行きは飛行機だったので（帰りも）飛行機にすればよかった」

山形新幹線は9日も連結せずに単独で運転する上りの最終列車と下りの始発列車を除き、東京ー福島間で運転を見合わせます。