5度の日本一 ソフトバンク元監督・工藤公康さんが語る「組織の動かし方」とは？山梨

　プロ野球・福岡ソフトバンクホークスで監督を務め、7年間で5度の日本一に導いた工藤公康さんが甲府市で講演会を開き、県内の企業関係者を前に組織の動かし方について講演しました。

　工藤さんは西武ライオンズなどで29年にわたりマウンドに⽴ち続け、現役引退後は福岡ソフトバンクホークス監督として3度のリーグ優勝と5度の⽇本⼀に導きました。

　17日に開かれた講演会では県内の企業関係者を約200人を前に「組織を動かす信念と覚悟」と題し、監督時代を振り返りながら組織の動かし方について語りました。

　その中で目の前の試合に勝ちながら選手の成長を促すためには「複数の役割ができる選手の育成」、「ベテランと若手の循環型組織づくり」、「組織としての意思や方向性の統一」の3つのポイントが重要だと指摘しました。

　また、現在は県内に畑を所有し、自宅と山梨とを行き来しながら農作業に取り組んでいるとも話していました。