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岸田首相「政策本位の論戦を」派閥にとらわれない総裁選に期待示す 富士吉田で講演 山梨県

2024年9月4日 20:07
岸田首相「政策本位の論戦を」派閥にとらわれない総裁選に期待示す 富士吉田で講演 山梨県

 岸田首相は4日、富士吉田市内で講演し、次のリーダーを決める自民党総裁選について、派閥に縛られない政策本位の論戦に期待を示しました。

 岸田首相は富士吉田市で開かれた自民党・山梨2区の役員らによる研修会に出席し、講演しました。

 この中で岸田首相は冒頭、自民党派閥の裏金問題をきっかけに招いた政治不信について謝罪しました。

 その上で、自身は出馬しない自民党総裁選について、派閥単位でなく政策本位の議論が交わされることに期待を示しました。

岸田首相
「派閥の影響や縛りがないということなので、自民党の国会議員が1人1人が自立した姿をしっかり示さなければならない。自立した議員として、それぞれ判断と見識が問われる総裁選挙。何よりも大切なことは国民の共感を再び得られる政治を実現することだと思う」

 また、次のリーダーに対し、「新しい党を示すとともに信頼回復に取り組んでもらわないといけない」などと注文を付けました。

    山梨放送