京都でタクシー逆走、車3台と衝突し3人重軽傷 73歳の男性運転手を書類送検「あまり覚えていない」
今年5月、京都の二条城近くでタクシーが逆走し3人がケガをした事故で、警察は男性運転手を書類送検しました。
過失運転致傷の疑いで書類送検されたのは、元タクシー運転手の73歳の男性です。
警察によりますと、男性は今年5月、タクシーを運転中、世界遺産・二条城に近い「堀川通」で反対車線に進入し、乗用車3台と次々と衝突。3人に重軽傷を負わせた疑いがもたれています。
警察は、男性が勤務していたタクシー会社を家宅捜索するなどし捜査してきましたが、男性がハンドルとブレーキを誤って操作したことが事故の原因だと判断したということです。
警察の任意の調べに対し、男性は容疑を認めた上で「事故のことはあまり覚えていないが、多くの方にご迷惑をおかけして申し訳ない」などと話しているということです。