大阪メトロ谷町線の電車内で、シートに付着した液体で乗客がやけどをしたことについて、液体はアルカリ性の洗浄剤とみられることが分かりました。 警察と大阪メトロによりますと、今年10月10日の夜、大日行きの列車の最後尾の車両で、50代の男性がシートに付着していた液体で尻をやけどしました。 液体の成分について、警察が鑑定を進めた結果、液体は台所などで汚れを落とすのに使われるアルカリ性の洗浄剤とみられることが捜査関係者への取材で分かりました。 洗浄剤に含まれる成分には、たんぱく質などを溶かす性質があり、皮膚に付着したことで化学反応を起こし、やけどしたとみられていて、警察は液体がシートに付着したいきさつを詳しく調べています。
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