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運転免許“不正取得”の疑いで会社役員逮捕 違反で免許取り消し処分…面接に来た男性の住民票を悪用か

 他人になりすまして、運転免許を不正に取得したなどとして、東大阪市の運送会社役員の男が逮捕・送検されていたことが11日、わかりました。男は会社の採用面接に来た男性が「免許をとることはない」と話したことから、その際に受け取った住民票を悪用して免許を取得したということです。  有印私文書偽造・同行使、免状不実記載などの疑いで逮捕・送検されたのは、東大阪市の運送会社役員の男(66)で、去年10月、50代の男性の住民票を悪用して不正に運転免許を取得するなどした疑いがもたれています。  警察によりますと、男は去年夏ごろ、男性が会社の採用面接にきた際に「目が悪くて、運転免許をとるつもりはない」と話したことから、面接時に受け取った住民票を悪用しようと考えたということです。男は2020年に交通違反で免許取り消し処分を受けるなどし、2026年9月まで免許を取得できない状態でした。  男は去年秋に徳島県の自動車学校に合宿に行き、仮免許を取得していたということで、その際にも男性の住民票を悪用していたということです。今年10月に「(男が)免許を不正に入手している」などと匿名の通報があり、警察が調べていました。  男は警察の調べに対し「無免許運転するために取りました」などと容疑を認めているということです。

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