【速報】背後から“跳び蹴り”男性は頭がい骨や腰を骨折の重傷 傷害と窃盗の罪で男を起訴 大阪地検

大阪府高槻市の路上で、男性に背後から“飛び蹴り”して大けがを負わせた上、カバンを奪ったとして逮捕されていた男について、大阪地検は27日、罪名を傷害と窃盗に切り替え、起訴しました。
傷害と窃盗の罪で起訴されたのは大阪府・高槻市の無職・長屋和磨被告(28)で、3月2日、大阪府高槻市の歩道で、男性(56)の背中を蹴って重傷を負わせ、男性が持っていたかばん(時価総額約1360円)を盗んだとされています。
■防犯カメラに犯行の一部始終 “跳び蹴り”後に再び近寄って「大丈夫か」
事件があったのは、3月2日午前7時ごろ、高槻市天神町の路上で、アルバイトの男性(56)が歩いて帰宅していたところ、突然背後から男に跳び蹴りされ、転倒。その後、男が「大丈夫か」と声をかけた後、男性が持っていたカバンを奪って逃走しました。
現場付近の防犯カメラの映像には、男性が歩道上で下を向いていたところを突然、背後から走ってきた男が“跳び蹴り”し、一度はその場から立ち去ったものの、約1分40秒後に再び現れ、男性のカバンを奪って逃げていく様子を捉えていました。
男性は入院中で、頭がい骨や腰の骨を折るなどの重傷です。
事件から4日後、長屋被告が家族とともに警察に出頭し、強盗傷害の疑いで逮捕されていましたが、大阪地検は27日、罪名を傷害と窃盗に切り替えて起訴しました。
大阪地検は長屋被告の認否を明らかにしておらず、罪名の変更について、「捜査の結果、証拠の内容を評価した」としています。