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刺された男性店員が死亡 逮捕された中国籍の男は腕時計を所持し血が付いた包丁見つかる 大阪・心斎橋

2024年8月8日 9:14
刺された男性店員が死亡 逮捕された中国籍の男は腕時計を所持し血が付いた包丁見つかる 大阪・心斎橋

 大阪・心斎橋の店舗で高級腕時計を奪い、男性店員を刃物で刺して殺そうとした疑いで中国籍の男が逮捕された事件で、店員がその後、死亡したことがわかりました。

 中国籍の后馭波(コウ・ギョハ)容疑者(27)は、7日午後1時半すぎ、大阪市中央区の貴金属販売店で海外製の6280万円相当の腕時計を奪ったうえ、店員の弘中辰弥さん(30)の腹を刺して、殺害しようとした疑いで緊急逮捕されました。
 
 弘中さんは意識不明の重体で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。后容疑者は事件後、南海なんば駅で電車に乗ったとみられ、関西空港の国際線ターミナルで確保されました。

 その際、腕時計を所持していたほか、凶器とみられる血が付いた包丁は現場付近の植え込みで見つかったということです。

 后容疑者は、調べに対し、「店員から時計を盗った。店員を刃物で刺した」と容疑を認めていて、警察は強盗殺人に容疑を切り替えて調べを進めています。