ザ・ブルーハーツ元メンバー梶原徹也さん　福祉施設で音楽の楽しさ伝える

　伝説のロックバンド、ザ・ブルーハーツの元メンバーが高松市の福祉施設を訪れ、障害のある人達に音楽の楽しさを伝えました。

　高松市の福祉施設を訪れたのは元ザ・ブルーハーツのドラマー、梶原徹也さんです。障害の有無に関係なく音楽を楽しみ生活を豊かにしてもらおうと開かれたワークショップに参加。参加したおよそ70人と粘着テープをバケツに貼り付け、即席の太鼓を作りました。

　参加した人達は梶原さんの真似をしながら、作ったばかりの太鼓を叩き、音に強弱をつけたりリズムに乗ったりして全身で音楽を楽しみました。

（参加した人は）「自分で作りました。（叩いてみて）楽しかったです。」「楽しかったけど大きな音が少しびっくりしました。」

（梶原徹也さん）「打楽器というのは打てば響く簡単な楽器なので、ここで思いっきり自分のエネルギーを注ぎ込んで大爆発してほしい。」

　梶原さんは現在、障害者施設の利用者によるバンドでも活動していて、主催した支援団体は、今後も音楽の楽しさを伝える活動を続けたいとしています。