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【JR新潟駅】駅ビルの一部エリアに新業態など50店舗がオープン 連日長蛇の列 今後は 《新潟》 

2024年3月29日 20:44
【JR新潟駅】駅ビルの一部エリアに新業態など50店舗がオープン 連日長蛇の列 今後は 《新潟》 

大幅なリニューアルが進められているJR新潟駅。
駅ビルの2階では3月21日に「成城石井」がオープン、さらに27日に新業態など含む49店舗がオープンし、50店舗が先行開業しました。
4月の全面開業に向け開店前から長蛇の列ができるなど連日、話題となっています。
この1週間多くの買い物客でにぎわっている新潟駅、今後はどのように変わっていくのでしょうか。

◆21日に先行オープンした「成城石井」

3月21日、新幹線の東改札前に先行オープンした「成城石井」。
首都圏を中心に全国展開するスーパーマーケットで、国内外から厳選した菓子や輸入食品などをそろえ県内初出店となった店舗では約6000品目の商品を取り扱っているということです。
また同社のセントラルキッチンで調理された総菜やスイーツなども店頭に並び話題となっています。
オープン初日は開店前に200人の行列ができ、その後も入場制限が続くなど連日、行列が・・・。

成城石井によると初日にもっとも売れたのは「プレミアムチーズケーキ」で1日に約1300本を売り上げたといいます。予想を上回る来店客でその後も多くの買い物客でにぎわっているということです。

◆27日「EAST SIDE」49店舗がオープン

「成城石井」のオープンから6日後、27日には2階「EAST SIDE(イーストサイド)」の49店舗が一斉にオープン。初日は開店前に600人もの人が行列を作りました。
中には、行列が外まで続く店も・・・。多くの買い物客が押し寄せました。

この2階「EAST SIDE(イーストサイド)」は、新潟の土産物品や菓子、食品、雑貨などが中心のエリアで、「成城石井」含む50店舗のうち11店舗が新業態、7店舗が県内初出店ということでオープン前から注目を集めていました。

◆店内のキッチンで独自の商品を展開

新業態として出店しフロアの入り口付近に並ぶのが大手菓子メーカー、ブルボンの常設コンセプトショップ「Un BOURBON(アン・ブルボン)」、亀田製菓グループ・アジカルが運営するファクトリーショップ「HAPPY SHOP(ハッピーショップ)」、栗山米菓の「ばかうけSTATION(ステーション)」です。

このうち米菓の“ハッピーターン”などを扱う「HAPPY SHOP(ハッピーショップ)」では・・・。

<HAPPY SYOPの店員>
「こちらはできたての商品を提供します。“ハッピーターン”の出来立て。店内でもう一度焼き上げましてカリっとした食感を皆様に召し上がっていただきます」

出来立ての“ハッピーターン”。さらに、パウダーがふんだんにかかったソフトクリームなどが味わえます。

◆新潟駅こだわりの品々

「Un BOURBON(アン・ブルボン)」では、ブルボンが一つ上のこだわり、おいしさをコンセプトにした新業態で、幾重にも重ねたクレープ生地を2度焼き上げクラフト風にした「クラフト ルマンド クリスプ」などが販売されています。

◆店内で揚げたてを

「ばかうけSTATION(ステーション)の店舗奥には調理室が設けられていて、カラッと揚げた“あげ餅”が提供されます。
揚げたてのおかきを目の前で味付けし、「タレカツ」「甘えび」「のどぐろ」など6種類から味が選べ、揚げたてをその場で味わえるということです。

◆県内初出店の食のセレクトショップ

食のセレセクトショップ「こととや」も県内初出店。
関東を中心に25店舗展開するショップで、日本各地のおいしいものをこれでもかと集めた食のセレクトショップです。

【こととや 慶野 忍さん】
「バイヤーが道の駅で選んできていたりお客様から情報を得たりありとあらゆる方法を使って探して見つけています」

ご飯のお供や、全国各地から集めた調味料、和洋菓子などが所狭しと並べられています。

◆スイーツから雑貨まで

このほかケーキ製造やカフェなどを運営するレパコの「レパコMille-bien(ミルビアン)」、京都のフルーツ大福などを販売する「果寿庵」、地域の名品などを販売する「HANAGATAYA(はながたや)」、「無印良品500」、「金子眼鏡店」が新潟県初出店です。

また同じフロアには地元の老舗店や酒蔵の日本酒販売、カフェなども出店していて、観光客や買い物客がひっきりなしに行き交っていました。

◆4月25日には2階にグルメエリアがオープン

今回オープンした2階「EAST SIDE(イーストサイド)」で、まだオープンしていないのが2階奥のグルメゾーン「ニイガタ バル★麺横丁」です。

「ニイガタ バル★麺横丁」にはラーメン店4店舗や、タイ料理店、韓国酒場などの飲食店が全面開業となる4月25日にオープン予定です。

◆1階「EAST SIDE」は生鮮食品売り場など

まだオープンしていない「EAST SIDE(イーストサイド)」の1階部分に入るのは「CoCoLo Mart(ココロマート)」です。
生鮮食品売り場「けんこう市場」や「明治屋新潟ストアー」「カンナムキンパ」「ミスタードーナツ」など食料品が販売されるエリアです。

そして在来線や新幹線の改札を挟んで西側も、4月25日以降となります。

◆西側「WEST SIDE」2階は惣菜・飲食ゾーンに

駅の西改札側となる「WEST SIDE(ウェストサイド)」も4月25日にオープン予定です。

駅ビル2階、駅の西改札側は「ニシデリストリート」という惣菜・飲食ゾーンになっていて、「とんかつ太郎」や「丸亀製麺」、「吉野家」、燕三条の魅力を発信するレストラン「Tsubamesanjo Bitツバメサンジョウビット)」のテイクアウト専門店「Bit Market(ビットマーケット)」などが入ります。

◆西側「WEST SIDE」1階は雑貨や衣料品などのエリア

4月25日以降に開業予定の66店舗は、西側の施設「WEST SIDE」(ウェストサイド)に入ります。

駅ビルの1階「WEST SIDE」部分に入るのは雑貨や衣料品、飲食店などで、家具や雑貨などを扱うunico(ウニコ)や、通販サイト「USAGI ONLINE(ウサギオンライン)」の実店舗、クレープを提供する「GODIVA dessert(ゴディバデザート)」など26店が県内初出店となります。

◆5月29日開業予定「エキナンキッチン」

さらに「WEST SIDE」に入るエキナンキッチンと名付けられたレストランゾーンは、5月29日開業予定で、県内初出店となる牛たん専門店の「利久」や、台湾発祥のカフェ「ゴンチャ」などの出店が予定されています。


(イメージ画像提供:JR東日本新潟シティクリエイト)