×

春風亭昇太「落語芸術協会」の新会長に就任

2019年6月27日 17:33
春風亭昇太「落語芸術協会」の新会長に就任

落語家の春風亭昇太(59)が公益社団法人「落語芸術協会」の新会長に就任したことが27日、都内の会見で発表された。

会長職は前会長の桂歌丸さんが2018年に死去してから空席となっており、三遊亭小遊三(72)が副会長と兼務で会長代行を務めていた。
6代目会長となる昇太は「会長職がどんなものなのか、これからだんだん分かってくると思います。落語界がいい状況になっている中、より多くの皆さんに落語を楽しんでいただけるようになれば」と意気込みを語った。

前会長の歌丸さんからは、日本テレビ系演芸番組「笑点」の司会も引き継いでおり、「両方とも想定していたよりも早いんです。でも、こういうことはバリバリ元気で体が動くときにというのもあるので、頑張ってやらせていただきたい」と昇太。
若手の育成について問われると、「協会は指導的な立場にはなれない。個々の努力があった時、仕事に反映させるお手伝いをするのが役割。一生懸命やった人のサポートができれば…」と話した。
さらに「花束とかをよくいただくんです。うれしいんですけど、持って帰るのは大変。私が一番訴えたいことは、5000円の花束よりは3000円の祝儀!これを日本中に広めていきたい」と呼びかけ、爆笑をさらった。