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25年度で休日の部活廃止へ 福井市の公立中学校 少子化や「働き方改革」背景

2024年1月31日 18:44
25年度で休日の部活廃止へ 福井市の公立中学校 少子化や「働き方改革」背景
"休日練習"は2025年度から廃止に(写真=イメージ)

 福井市の教育委員会は2025年度で公立中学校の休日部活動を廃止することを決めました。少子化で学校単位での部活動の継続が難しくなっていることや教員の働き方改革が背景にあり、中学校の部活動の「地域移行」を進めることにしています。(1月31日)

■全国の動きと足並みそろえる 引退時期に合わせて各校判断も

 これは市の定例教育委員会で、31日決定したものです。

 廃止の時期は、文部科学省が示した公立中学校の部活動を地域クラブなどに委ねる「地域移行」の改革推進期間(令和5年度~令和7年度末)に合わせたものです。

 また、2025年度の3年生が「引退」する時期に配慮し、大会やコンクールなどが終わるまで休日の部活動を継続するかどうか各校に判断を任せるとしています。

■生徒「ダメージ受ける」 教員は「一つの方法」

 生徒からは大会の成績などへの心配の声も。
 
 中学2年生の生徒は「土日に多く練習するイメージがあるので、無くなると結構ダメージ受ける。部活が好きなので、もし部活がなくなってしまっても、他の地域クラブでやりたいと思っています」と話していました。

 顧問を務める教員の反応は様々です。

 ソフトテニス部顧問の1人は「練習試合は学校同士で連携して実施していて、土日じゃないと中々できなかった部分がある。そういったところをしっかりとするといい」と懸念点を話していました。

 一方、野球部顧問の1人は「負担と思う先生もいれば、やりがいとしてやっている先生もいる。生徒がやりたいことができる環境が整えられれば一つの方法」と前向きな反応を示していました。

 市教育委員会によりますと、中学生が参加できるスポーツ少年団や公民館で活動する団体は約290グループあり、今後休日に部活動の受け皿になりうるか、調整を進めたいとしています。

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