｢天井が落ちてきた｣通行人の目の前で…熊本市中心部のビルで天井パネルが落下

15日朝、熊本市の中心部でビルの天井のパネルが落下する事故がありました。けが人はいませんでした。通行人の目の前で落ちてきたと見られ、警察が原因を調べています。

■平井友莉キャスター
「落下したのは、藤崎宮前駅に続く通路の屋根です。中の骨組みも見えています。こちらは立ち入り禁止で中には入れなくなっていまして、その横には頭上注意の表示もあります」

事故があったのは、熊本市中央区坪井の熊本電鉄藤崎宮前駅と直結しているビルです。15日午前9時頃、通行人から｢天井が落ちてきた｣と通報がありました。警察によりますと、入り口付近の天井のパネル1枚が落下しました。ビルの管理会社によりますと、パネルは縦約1メートル40センチ、横50～60センチだということです。けが人はいませんでした。

■平井友莉キャスター
「頭上を見てみますと、あちらに屋根に穴があいているところがありますし、隙間が空いていて浮いているような部分もあります」

ビルは27年前に建てられたもので福岡の不動産会社が管理していて、ほかの場所には頭上注意の表示もありました。

■ビル利用者
「ちょっと危ないかなと思います」
「落ちてこないように配慮していただきたい」

警察は事故の原因を調べるとともに、ビルの管理者に対し再発防止を求める方針です。