ダウ平均株価、史上最高値を更新 トランプ氏“再選”予想広がり関連株に買い
15日のニューヨーク株式市場で、トランプ前大統領の暗殺未遂事件を受け、大統領選挙で再選されるとの予想が広がったことなどから、関連株が買われ、ダウ平均株価が史上最高値を更新しました。
15日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価は、先週末の終値から210ドル82セント値を上げ、4万211ドル72セントで取引を終え、史上最高値を更新しました。
ロイター通信によりますと、トランプ氏の暗殺未遂事件を受け、大統領選挙で再選されるとの予想が広がり、気候変動対策や仮想通貨など幅広い分野で規制が緩和されるとの期待が高まったことなどから、関連株が買われました。
また、トランプ氏が設立したメディア企業「トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ」の株価も、先週末と比べ30パーセント以上、大幅に上昇しました。
一方、トランプ氏が再選されれば、再生可能エネルギーに対する補助金への期待が薄まり、貿易の規制が強化されるなどの予想から、太陽光発電の企業や中国関連企業の株価は下落しました。