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<パリオリンピック>『陸上・男子200m』で初出場 栗原市出身・鵜澤飛羽選手に恩師・後輩がエール(宮城)

2024年7月18日 19:28
<パリオリンピック>『陸上・男子200m』で初出場 栗原市出身・鵜澤飛羽選手に恩師・後輩がエール(宮城)

パリオリンピックに陸上・男子200mで初出場を決めた宮城・栗原市出身の鵜澤飛羽選手に、恩師・後輩がエールを送った。

森尾絵美里アナウンサーリポート
「祝オリンピック出場と書かれた大きな幕が、学校の正面に掲げられています。地元から活躍を後押しします」

栗原市にある築館高校には、卒業生の鵜澤飛羽選手のパリオリンピック出場を祝う垂れ幕が、設置されていた。

鵜澤選手は、6月に開かれた日本陸上選手権大会の男子200mに出場し、20秒43で優勝。
世界ランキングにより、パリオリンピックへの初めての切符を掴んだ。

陸上を本格的に始めたのは、今からおよそ7年前だという鵜澤選手。
2年生の時のインターハイでは、100mと200mで全国制覇したが、最後の大会は新型コロナの影響で中止になるなど苦い経験もしてきた。

当時、陸上部を指導していた元顧問の石川雄二さん。
鵜澤選手は恵まれた体格のうえ、努力できる選手だったと話す。

元顧問の石川雄二さん
「全体(練習)が終わってから、自分で考えて自宅戻ってから自宅近くの坂を何十本ものぼってたとか。そういう努力を惜しまない選手でした。大事なところで自分の力を出すという」

一方、2~3年生の担任をしていた那須野広太先生は、クラスではムードメーカーのような存在だったと振り返る。

元担任の那須野広太先生
「本当に(心が)広くてみんなから慕われていて、みんなの輪の中心で、みんなを引っ張ってくれるような。まずは無事にスタートの位置に立って、彼らしい走りをすれば何かついてくるのかなと」

今、陸上部に所属する生徒も、鵜澤選手の背中を日々追っている。

築館高校・陸上部主将
「コーナーあけてからスピードが落ちなくて、ずっとゴールまで速いスピードで駆け抜けるところがすごいです。(Qまねできそうですか?)絶対無理です…」

築館高校・陸上部主将と生徒会長
「金メダル目指して頑張ってください」

卒業制作でブロックに書いた文字は「200m 19秒99」。
日本最速を目指し、夢の舞台へ挑む。 パリオリンピック男子200mの予選は、8月6日に行われる。